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シルバーレイン内に生息する月篠皓とかいう人の日記。 わかんない人は、帰るといいと思う
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2017/12/16 (Sat)                  [PR]
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2006/12/16 (Sat)                  いつくしむ

 深い愛情をもって、守られていることは知ってる

 けれど、それが決定的な執着の証というわけでもなく。
 ただただ、彼がもてあます日常をうめるためのものだということも、私はきちんと知っている。

 でなければ、傍にいれるはずもない。


 




 執着を受けるなんてとんでもないことだった。
 私を愛すなんて、とんでもない酔狂で。狂った出来事だと思う。少なくとも、日常で起こりうる出来事ではない。

(この手は腐った肉と、妄執の血でどろどろです)

 それは別に悲観することではないけれど、当たり前に事実だった。
 けど、それを知らない振りして笑顔を振りまく趣味はなかったし。だからといって、それを理由に泣いたてみせたりするのは、無様だと思った。
 そういえば同じような道を、戸惑いながらも。それでも歩く友人に聞いてみたことがある。
 「まだ、怖い?」
 突然の言葉に面食らったよう、数度の瞬きをする彼に…なんでこの人はこんな小動物的なんだろうとかおもう。
 ウサギっぽいよ。にんじん、もぐもぐあげたいカンジ。
 「……怖いぜ」
 苦笑とともに呟いたあと「でも、大丈夫」と彼は続けた。
 夕暮れの教室。どちらがどちらの教室にたずねたのかなんて、忘れた。
 
 久我っちは、机の上に座ってた。
 好きなイチゴポッキー片手に、窓の外を見てた。そのあと、凝視してる私に気がついてポッキーを一本差し出した。

 「お前は?」

 手よりも先に、口が出て。差し出されたポッキーに噛み付いた私に久我っちが聞いた。
 もぐもぐと、口の中でクッキーを噛み砕きながら考えるふりだけした。

 「怖いほうが、いい」

 飲み込んで答えた。そして顔を見合わせて少し笑った。
 けっこう、お互い様だった。

    

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プロフィール
HN:
月篠皓
年齢:
27
性別:
女性
誕生日:
1990/12/12
自己紹介:
このブログ中に用いられているイラスト作品は、株式会社トミーウォーカーの運営する『シルバーレイン』の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
イラストの使用権は作品を発注したプレイヤーに、著作権は各イラストマスター様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します

ちなみに、メセアドはgimmick_flower@hotmail.co.jp
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