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深く澄んだ夜の中。ぼんやりと明かりに灯されて。
子供の声が。
祭りの太鼓が。
懐かしくてとらえどころのない、笛の音が。
―――遠く響く。
それはそれは、とても頼りになる背中たちに連れられて。
私はどこか現実味がうせたような、そんな気分で歩く。
浴衣なんて、どれくらいぶり。
紺地に白で紫陽花。地染り差し分けの古い浴衣。それに赤い帯を締めて。
響く笛の。祭囃子の旋律に耳を傾ける。どれだけ聴いても、私はその旋律を覚えることができない……。
―――背中。
みんな、強くて。
大きい。
―――ああ、かなわない。
なんだか泣きたくなる気がして足を速める。
このままいたら「おいていかないで」と小さな子供のようなことを口にしそうだったから。
だから、足を速めて。
しかたない、このやるせなさを。
「てやぁ」
やる気のない声のおまけつきで。
先頭を行くだんちょの背中に、唐突にぶちかましてみた。……こけないとはさすがだと思った。
ぽん、と置かれた白い貝殻。
射的。
やりたいの一言に、すとんとみんな同意してくれて。
実ははじめてやる。てゆか、どうやってコレやるんだ。どこをどう狙えば当たるんだ…コレ。
…あんたら、私に甘スギだ……。
みんなして、景品くれるし……。
……ねぇ。
みんな、楽しい?
楽しいのかな。いいのかな。
こんなでも……。
上手なお礼、いえなくても。
背後デース
……ああああ、とにかく!!一緒にいってくれたというか!皓を連れ出してくれた利賀之さん!一緒してくれた4人様には大感謝してます。
なんか…こう……照れすぎて、しばらく結社にいくのが恥ずかしいぐらいに、照れてます。
てゆか、あんたら皓に甘すぎだ!いいんですか!?いいんですかぁぁぁぁ!?(もう涙目w
ああ。もう言葉に出せないぐらいです、感謝してます。4人には。あんな皓なのに!
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