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シルバーレイン内に生息する月篠皓とかいう人の日記。 わかんない人は、帰るといいと思う
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2024/11/23 (Sat)                  [PR]
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2006/10/07 (Sat)                  秋雨きたりなば

  「鬼性の者は、人の毒には染まらぬものよ」


 誰に言われたんだか、覚えていない。
 毒も何も。私は、私が私以外の何者に染まることも許したくない。

 たとえそれが、頑迷な孤独と臆病な虚勢によるものでも。

 私は…私を誰にも許したくない。
 たとえ、誰にであろうと。

 

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2006/09/28 (Thu)                  Flower crown

 『 パンの耳をかじる 私の耳をかじる
   悪い王様 お食事はこちら 』


 木の上で遊び疲れた猫は、主の膝に当然のように座る。
 今日の出来事、うれしそうに語ってみせる。
 彼はけして、不自由ではないけれど……遠い空を見通せる千里眼は持っていないから。
 彼女の目に映る世界の話を、時折懐かしそうに聞くことがある。
 「あの人も、王様なんだね」
 「そうかい?彼は王様というより百獣の王じゃないかい?」
 「うん、そんな感じ。でも王様。みんなの」
 「そうだね。彼はそうだね」
 とても穏やかに微笑まれたから、彼女は自分の王様を見上げて言葉をつないだ。
 「うん。優しくて強い王様。みんなはきっと喜ぶね」
 「そうだね。あの場所は…あそこは彼の王国だよ」
 それは誇らしく。でもなぜか遠いものに憧がれる様な響き。
 猫は首をかしげる。
 「私は、貴方の猫だよ」
 すんなりとそんなことを口にして。存在しない尻尾の代わりに、自由な足をばたつかせる。
 常とは違う微笑み方を彼はして
 「わかってるよ」
 なぜか、儚いものを見る眼差しで彼女の髪を撫でた。

 

 


 

2006/09/20 (Wed)                  王様と猫 ~act2 猫の事情 ~
 真っ白い朝は嫌いじゃないと思う。
2006/09/16 (Sat)                  王様と猫 ~act1 秋月~


  一年前のこと、覚えてる?
2006/09/11 (Mon)                  電柱と枯れた花の話

 いつもそいつは、そこに立って。うつむいてばかりいた。
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プロフィール
HN:
月篠皓
年齢:
33
性別:
女性
誕生日:
1990/12/12
自己紹介:
このブログ中に用いられているイラスト作品は、株式会社トミーウォーカーの運営する『シルバーレイン』の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
イラストの使用権は作品を発注したプレイヤーに、著作権は各イラストマスター様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します

ちなみに、メセアドはgimmick_flower@hotmail.co.jp
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